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正月7日は七草粥。芹、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)を6日の晩あるいは7日の早朝に混ぜて炊く。餅を入れることもある。これを食べて1年間の無病息災、平安無事を祈る。奈良時代に中国から伝わった風習だというが、今日では日本独自の行事のようになっている。
昭和40年代までは首都圏の町にもまだ空地や野原が残っており、川の土手もコンクリートで固められていない場所が多かったから、1月6日には七草摘みの人たちをよく見受けた。今でも郊外に出かければ芹やナズナ(育つとぺんぺん草)、はこべくらいはみつかるだろう。蕪と大根は簡単に手に入るからこれで五種になる。「五品よりととのはずとも七草粥(水牛)」で、自分で調えた七草粥は格別の味わいであろう。
近ごろは七草を小さな籠などに寄せ植えのようにしたものを八百屋で売るようになった。忙しい人には便利である。子供と一緒に「七草なずな、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に、七草なずな」と囃しながら叩くのも楽しいだろう。
(大澤水牛、ペン画・丸山敏雄/八百屋の店先に並ぶ七草)
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