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農薬や化学肥料を使用していない農産物や加工食品に付けられている「有機JASマーク」が、実は当てにならないという新聞記事(10月11日付け日本経済新聞夕刊)を見て愕然とした。
90年代後半から「有機」「無農薬」などと勝手に名乗る品物が店頭にあふれ消費者はとまどった。そこで2000年にJAS(日本農業規格)法が改正され、農林水産省が独立行政法人農林水産安全技術センター(さいたま市)の指導協力の下、全国各地の農産物・食品の指定登録認定期間を通じて、「本当の無農薬無化学肥料産品」を証明するマークを付けさせるようにした。
つまり「LASマーク」は国のお墨付きである。ところがその登録認定機関の審査や管理がずさんで、農薬や化学肥料を用いている生産者が有機マークを付けて出荷するのをチェックできなかったというのである。
「国の認定」とあれば誰でも信用する。それがいい加減なものであるとなれば、何を信じれば良いのか。そんなずさんな「認定」を行わせるために、国民は税金を払い高給の役人を雇っているわけではないのだ。
(寒河柳太郎)
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