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平成20年度一般会計0.8%減185億円
2月21日、蕨市は新年度の当初予算案を発表、25日から始まった第1回市議会定例会では質疑が活発に行われた。
頼高市長にとっては就任後初めての当初予算編成、厳しい財政運営の中で市長のマニフェストがどの程度織り込まれるのかが注目された。
一般会計は185億円で前年度の当初予算に比べ1億5千万円(0.8%)の減収となった。歳入では、市税収入は114億円で前年と同額、不況の影響で法人市民税は減るが個人市民税が伸びたのが要因(担税者200名増)。地方交付税は5千万円増の5億円を見込み、地方特例交付金の増(24百万円)とあわせ追い風となった。戸田競艇の配分金は3億75百万円で25%減と財政の足を引っ張る。
主な事業としては、「子ども医療給付」の拡大。入院は中卒まで、通院は小3まで無料とする(114百万円)。小中学校の耐震化では、東、西、中央東で補強工事を行う(207百万円)。妊婦の検診回数を2回から5回に増やす(26百万円)。エレベータ設計費(1919万円)がJR側との交渉の結果を踏まえ盛り込まれた。
新規事業としては金額は小さいが、市制施行50周年記念事業準備(485万円)、元気な街づくり検討委員会(63万円)、駅西口駅前まちづくり検討委員会(20万円)、ハザードマップ作成(744万円)などがある。歳出で大幅な減となったのは総務費で4億63百万円の減で人件費、選挙費の減少が効いた。
国民健康保険、介護保険など7つの特別会計を含めた合計では、330億57百万円で前年度比32億32百万円減(8.9%)、病院・水道の企業会計を含めれば、372億67百万円となる。
新年度予算は、市長のマニフェスト実現の第一歩となるものだが、2年以内・4年以内とした項目の一部が着実に実行されているといえよう。ただ、財源確保の面からみれば、頼高市政以前に、議員定数の削減(8名)や都市計画税の値上げ(50%)などで環境が整っていたともいえる。特に都市計画税の値上げは、税・公共料金の連続値上げとして共産党が強く反対していたものだが、元に戻せという話はもう出てきていない。
経費節減の新たな施策としては、副市長と教育長の給与をそれぞれ10%、5%カットする議案が提出された。市長は市の3役が出そろった時点で、マニフェストの経費節減を内外にアッピールしたいとの考えがあり、昨年の市長給与30%カットと合わせて実行に移したものといえる。
一般会計予算案は、5日に行われた総務常任委員会で否決されており、一部修正予算案が提出される模様である。
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